命の一句
今、「命の一句」という石寒太さんの本を読んでいる。この本には俳人の詠んだ句は少ない。小説家や俳優など普通の人の俳句を多く取り上げている。私は、俳句の本では、人が亡くなるという無情を詠った句をあさるように読む。楽しい俳句、恋の俳句などは「うーん、いいんじゃない」とあっさり読み飛ばしてしまう。何が楽しいのかと思うかもしれないが、別に単なる趣味で、今の心根とのシンパシーを大事にしているだけだと言っておこう。
- 作者: 石寒太,江成常夫
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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