ケータイでプレゼンをしたい!


PHS」から「ピッチ」へ、そして「WILLCOM」へ変わった。私は「ピッチ族」です。8年ほど前にモバイルをやるのに、PHS以外に速いデータ通信はなかった。それ以来、死語と言われるピッチを使ってる。 WILLCOMのブランド戦略のおかげで、少し肩身が広くなった気がする。次々に新しい製品やサービス(定額コースなど)を世に出し、ファンも少し増えた気がする。 そんなWILLCOMが昨年から力を入れているのが、a href="http://www.willcom-inc.com/go/ad_wzero3/index.html" target="_blank"W-ZERO3である。特に、今年発売された[es]はスゴイ!


WILLCOMがあげている特徴的な機能は次のとおりだ。


■OSには「Windows Mobile 5.0」が採用され、WordやExcelPowerPoint、PDFなど、パソコンのアプリケーションとの互換性も抜群。
■通常のケータイにある「ダイヤルキー」のほか、パソコンと同じQWERTY配列の「スライド式キーボード」も搭載し、2種類の入力方法をサポート。
■2.8型VGA(640×480)サイズの液晶は上下左右160°の広視野角で美しい画像を再現。
■「Windows Media Player 10 Mobile」を搭載し、パソコンから取り込んだ音楽や動画データが楽しめる。
■[es]では、かしこい日本語入力システムで定評のあるATOKを搭載。
■[es]では、USBホスト機能に対応したことにより、高い拡張性が生まれた。


でもね、私はZERO3[es]をスライドプロジェクタにつないだプレゼンに期待している。ノートPCがいくら1kgを切ったというものの、ACアダプター、ノートPC、マウスそして講演資料をもって、泊まりで講演旅行をすると、結構しんどい。 軽いPCはないかなと常々思っていた。W-ZERO3[es]は、175gでプレゼンができる。もちろんプレゼンターションアダプタが必要なので、トータルで500gにはなるが、それでもノートPCをもっていくより遙かに楽だ。アダプタには、ConnectPort Display、Pitch Duo、miniClient MC-240などがあるが、私は[es]にあわせたようなPitch Duoに期待している。


Pitch Duoには、キーボードもマウスも接続できるので、PCの代わりにも使える。いろいろ制約もある(動画やアニメーションが使えないとか)ので、まだまだ「途上」という感があるが、動きも軽いようだ。 ケータイで講演やセミナーをやったらびっくりされるだろうなあ。来年は是非チャレンジしてみたい。 また、[es]はキーボードを閉じるとまるでケータイの形をしていて、ケータイとして使える。これまでのW-ZERO3WS003SHWS004SH)はまるでPDAの形をしていた。やはり外形的にもケータイであるのがいい。